あなたの為に出来る精一杯の愛

この養子縁組の働きに携わるようになり時々耳にするのが、
「自分の子どもを養子縁組に出す人の気持ちがわからない」という言葉です。
私自身も、以前は同様の想いを持った事がありました。
同じ人として、女性として、察する事はできても、理解はできませんでした。

しかし、この働きに関わるようになり考えが変えられていきました。
〝子どもを養子縁組に託す人〟と自分自身に大差がないと気付かされたのです。
何か差があるとするならば、それは周囲の環境や助けてくれる人の存在です。
そして、それは人の努力だけでは得られないものです。

今回登場するAさんは、私達NPOみぎわでご支援させていただいた方ではありません。
しかし、みぎわが出会った生親様、そしてこれから出会う生親様も、
Aさんのように幸せになっていただきたい、と心から願いここで共有させていただきました。

そして、養子縁組をご存知ない方にも知っていただきたいのです。
もし周囲に、予期せぬ妊娠で困っている方がおられたら教えてあげて下さい。

自分で育てられなくてもその子の為に出来る精一杯の愛があるという事を。


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